SKM実証
SKM Demonstrationこんにちは。シガ環境メンテナンス ドローン事業プロジェクトグループの白石です。
今回は、「IBIS2Asist」で弊社事務所の屋根裏を飛行してみました。
屋根裏空間において、機体の安定性と映像記録の状態を確認しました。
屋根裏は光が一切差し込まない完全な暗所で、狭小空間かつ高度維持が難しい環境です。
屋根裏への侵入は、屋根裏点検口から機体を入れて実施しました。
屋根裏の高さは約50センチほどです。


今回の検証では、アシストモード※を使用して飛行した際の挙動や映像記録の状態を
観察しました。
※IBIS2 Assistには、操作をサポートする「アシストモード」が搭載されています。
このモードは、操縦者の入力に応じて機体の高度や姿勢を自動で補正する機能で、特に狭小空間や暗所での飛行で力を発揮します。
実際の飛行映像をショート動画にまとめています。
狭い空間での挙動や映像の見え方をご覧ください。
屋根裏のような暗く狭い空間では、下方向の風(ダウンウォッシュ)の影響を受けやすく、
高度の維持や姿勢の制御が難しくなる場面があります。
今回の飛行では、アシストモード※を使用することにより機体の動きが安定し、スティック操作に対して滑らかに反応しました。
特に、屋根裏の梁や配線の間をすり抜けるような狭い場所でも、
機体は急に動いたりせず、操作に対して思った通りに反応するため、安心して操縦に
集中できます。
また、映像もリアルタイムで伝送され、光のない環境でも屋根裏の構造や素材の違いが
把握しやすく、狭小空間での点検や調査において十分な視認性と操作性を確認できました。
本検証を通して、狭小で暗い環境でも安定した飛行と扱いやすさが確保できる機体であることを実感しました。
今回実施した検証では、IBIS2 Assistが狭小で暗所の屋根裏環境でも安定した飛行を維持できることが確認できました。高度や姿勢の制御が安定しているため、操縦者は余計な修正操作を行う必要が少なく、映像確認や周囲の状況把握に集中できる点が大きな特長です。
屋根裏のような狭小空間では、気流による操縦への影響が懸念されましたが、
IBIS2 Assistはそのような条件下でも安定した飛行ができるということが分かりました。
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